■リッジ6は、滑らか。 リッジ7は、クッキリギザギザだけど旗が付いてます。
では、実際のゲーム画面で具体的な比較をしていきましょう。
まず始めに、この画像で比較していきます。
□アンチエイリアス(Full Scnen Anti Aliasing=FSAA)について
アンチエイリアスとは、ジャギー(画面のギザギザ)を解消する為の補正機能です。
この画像は、200%に拡大したものですが、見て判るように、リッジ7では未使用です。
リッジ7は、1080p出力なので高精細なのですが、輪郭がクッキリギザギザ。
リッジ6は、元々アップスケーリングしている事もあってか、程よくボケています。
FSAAx2位だったかな? x4ではないと思いましたが・・・はて?
□セルフシャドウとオブジェクト数
リッジ6もリッジ7も、尻尾の影の映りこみ方が変です。リッジ7の方が影が大き目ですね。
こう言う影の破綻は、ラジオシティやシャドウマップの精度が低い時に良く見られます。
ゲームでラジオシティレンダリングを使えるはずが無いので(高速PCで1枚数時間掛かります)、
シャドウマップに適用するテクスチャの解像度が低いのだと思われます。
リッジ7の方が破綻が大きいので、解像度の荒いテクスチャを使っているのでしょう。
ただし、リッジ7はリッジ6と比べて旗が増えています。多分揺れるのかな?
オブジェクト数はリッジ7の方が多い様です。
□遠景とオブジェクト数
この画像は、バックミラーに映り込んだ物です。
これもやはり、リッジ7の方が遠くまで見渡す事が出来ます。
コース自体が違うのか、リッジ6では表示しきれないのかは不明ですが、
リッジ7の方がより多くのオブジェクトを表示出来るようです。
ただし、左側の柵を見てみましょう。リッジ7の柵は、手すり(?)が浮かんで見えます。
実際にモデルが存在しないのか、レンダリングミスなのかは不明ですが、
前方から見た場合は、普通に繋がって見えるので、遠方用モデルを軽量化したとも考えられます。
また、リッジ6も7も遠景に行くに従い、青みがかっていますが、
これは、空気による光の拡散を擬似的に表現したものでしょう。
リッジ6は、画面全体のGやBのレベルが高いので、より自然に見えますね。