■Impress:後藤弘茂のWeekly海外ニュース 綱渡り状態だった東京ゲームショウのPS3
まぁ、この記事を読まなくても判る人は判ると思いますが、結局の所、
3月に出せるはずが無かったんですねぇ。
今回の価格改定と言いしっかりとした戦略を持って開発しているとは言い難いです。
PS1、PS2とコンスタントに出してきたのにどうしちゃったのでしょうか?
原因は恐らく、本社の都合でブルーレイを載せる羽目になった所からだと思いますが…。
それにしても、タイムスケジュールが上手くないですねぇ。
記事の要点は、以下の通り。
・発売日直前なのに、まだSDK(開発キット)が完成していない。バグが多い物で開発中。
・SPE(サブプロセッサ)を使いこなすにはかなりの時間が掛かる。初期タイトルでは使えない。
・SPE、GPU(グラフィック用プロセッサ)共にメモリ容量・帯域が足りずボトルネックになっている。
・360は、シェーダーがネックだが向上の余地がある模様。
・次世代機らしいエフェクトや高解像度を使用すると、苦労を強いられる。
・販売や開発からは、ソフトが9,800円や8,800円では買って貰えないのではとの不安が大きい。
・クタラギマジックに期待。
・TGSでは、処理落ち、フリーズ等で完成度や技術上の限界が見えた。
・PS3の次世代らしさは来年以降に期待。
・任天堂はネット周りの経験が浅い。(ファミコン時代からやっているような?)
コレだけ見るとPS3は前途多難な感じですね。とは言え、ある程度の台数は売れるでしょう。
ソフトメーカーが1-2年位我慢できれば大丈夫、できなければPS3は厳しいかなぁ。
年末にようやく次世代機が勢ぞろいします。その結果は来年末には見えている事でしょう。
世界市場も含めてどうなっているか楽しみです。