新古今集 – 高階貴子(AD?-AD.996)
忘れじの行末まではかたければ
今日をかぎりの命ともがな
貴方は、「君を一生愛するから」と言ってくれたけど、そんな事がいつまで続くのかわからない。
いっその事、幸せなままの今日限りで命が尽きてしまえば良いのに・・・。
百人一首で知られる有名な和歌らしいです。ひょんな事で目にしたのでご紹介。
当時は通い婚が一般的でしたから、常にこの様な不安が付き物だったのかも知れません。
それに、貴族は側室を複数持つのが常ですから、尚の事でしょうね。
事実、旦那である藤原道隆は、側室が3名居たようです。
(その分、毎日が真剣勝負だったのかもシレナイ。それはそれで良いのか・・・な?)
とは言え、子供が7人(当時はコレで普通?)も居るし仲が良かったんじゃないのかなぁ。
案外、ただノロケてるだけの歌なのかもしれません(´_ゝ`)フフフ