あの時は全てが輝いていた 夢や日常や… 今は長い影が落ち 暗闇が見渡せる しかし、いとおしいのは何故か
じい と見つめる 止まる事で捕まえた ゆっくりと握り締める 一時も逃さぬように
やわらかい陽射し 咲き始めた花 遠くを思う……が、手だけは確かに 色と埃まみれの空気に目がしみる
霧 掛かる朝に、そびえ立つ花よ 冷たい風に吹かれ 暖かい日差しに抱かれ お前はいつ咲くのか