ファンサイトコネクションとゆーものがありまして、参加してみる事にしました。
うちのサイトってRSSが10本位出てるのですが、
まとめるのが面倒で参加を見合わせてました(-。-)y-゜゜゜
んで、ようやく目処が立ったので参加。
でも、ちょっとhtmlが更新されるだけでRSSが出ちゃう敏感使用なので、
どうなのかなぁとおもったりもしちゃったり。
都合悪くなりそうなら少し弄らないといけませんねぇ。
トラスティベルのニュースページをニュースモジュールに変えてみました。
結構良さそうなので、ロストオデッセイの方も変更しようかと思います。
あちらは結構デザインが汚いから変えたかったんですよねぇ。
と、以下、貸して頂いた(否、押し付けられた)PCゲーム『沙耶の歌』のレビューで御座います。
ネタバレを多分に含みますので注意を。
■沙耶の歌レビュー
沙耶の唄 ニトロプラス 2003-12-26 ※大人じゃない方は買わない方が身の為です。 ※精神的被害を受けても当方は一切関知致しません。 |
□システム:
バックログの操作がちょっとしずらい位でしょうか。背景のぼかし、明度低減がナイスです。
マルチエンディングで、分岐は3つ。選択肢自体も少なめです。全体の分量もやや少ない印象。
シーン回想がありませんが、まず誰も見ようと思わないから大丈夫でしょう。
全てクリアすると、公式オマケサイトに行ける様になります。良いですねコレ。
□グラフィック:
背景はCG+レタッチですが、レタッチしすぎて殆どのCGは加工写真にしか見えません。
なんて素晴らしき無駄なこだわり( ゜Д゜)
人物画はパステル調の明るい感じで、唯一癒される所です。
□サウンド
雰囲気を盛り上げるBGMでなかなか宜しいです。
声優陣もどっかのTVで聞いた事のある人のようですが・・・誰だろう?
ハズレが無くレベルが高いですね。
■狂おしいほどの純愛ゲーム。
まずは簡単なストーリーをば。
主人公の匂坂郁紀(さきさか ふみのり)は、数ヶ月前に交通事故で生死を彷徨うが、
最新のMM(マイクロマシン)手術により、奇跡的に生還した。
だが、意識を取り戻した彼は失明状態にあり、ようやく視力が回復すると・・・地獄。
建物は肉壁に、人間は肉塊の化け物に、花の香りは悪臭に変わり果てた狂気の世界だった。
最新医療の副作用による障害…、幸いにも(?)医学生だった匂坂は状況を理解し、正気を保つ。
ある夜、普通の人間に見える少女『沙耶』との出会い、互いに打ち解けあうようになる。
退院の日が近づく頃には、匂坂は彼女以外に信じる物は無く、彼女が全てだった。
彼は言う、一緒に暮らさないか? しかし、彼女は何も答えなかった。
1人、肉塊と化した自宅に絶望し、玄関を開けると ―― 彼女が居た。
そうして、二人の生活は始まり、二人は近づき、世界は狂う。
■コレ、何てクトゥルフ作品?
このゲーム、肉塊と臓物の様な物で出来た何かの中で、
肉塊に目玉が付いたナニかが、日本語の様なナニかを話している所から始まります。
嗚呼、何かやっちゃったよ…やばいよこれ。とまずは軽いジャブを食らう事でしょう。
それから十数分、フツーの背景やフツーの人間は一切出てきません。
それどころか、中身も見た目も普通なのは主人公だけです。
なんと言うバロック的なゲームでしょうか? 素敵過ぎます。 ご飯3倍は軽いです。
ま、グロイのが苦手な方でも、各種フィルターを取り揃えてますので安心です。
ストーリーはホラーで、
ただ1人、人間に見える沙耶と交し合う愛、肉塊に見える友人達との軋轢。
徐々に狂気に犯されている主人公の心情、等が上手く掛けてると思います。
正常な人間が肉塊に見えるなら、正常に見える沙耶は何者なのか?とか、
ジンワリ利いてくる怖さとホロリとするエンディングが楽しく、
暑い夏の夜にプレイする事をオススメします。
また、沙耶は実は父親がアレしたナニ異世界から召喚した未知の知的生命体、肉塊触手生物だったり、
沙耶の食事はソレ(人肉、臓器、etc)で、主人公も美味しそうに食べちゃったり、
冷蔵庫には、お隣さんご一家や親友の彼女のソレ(人肉、臓器、etc)があってその親友が見ちゃったり。
克明に描かれる狂気に蝕まれて行く主人公、狂気に満ちた世界はクトゥルフ的作品といえます。
舞台となる街がアーカムで、大学がミスカトニックだったらそのまんまですね。
作中、どこにも掛かれてませんが、クトゥルフ好きにもオススメです。
あ、一応18禁なのでオマケでエロいシーンが有ります・・・ありますが・・・。
沙耶の正体って実は・・・・なんじゃない?とか、うわぁぁっぁやっぱりそうだったのか・・・とか、
まぁ、色々あるので興奮しない事は間違いありません。
とゆーか、そういうシーンが無くても規制対象だよね。映像化も不可能だと思う(´д`)