■Kikuzo Games:Hands-On with PlayStation 3(体験!PS3)
何かと話題なPS3ですが、海外ではこんな話題で持ちきりな様です。
30分ほどで、適当に訳してみました。
技術解説ぽいと頃などは端折ってますし、意訳してますが大筋はあってるかと思います。
PS3。名前は良く聞くがその詳細を知る者は殆ど居ない。
Kikuzoでは今回、その一端を知る機会を得る事が出来た。
そこで、皆さんに一足早くお伝えしたい。
ソニーがゲーム業界へ参入してから約12年。
現在もプレイステーションは、業界トップを走り続けているが、
これほど長くトップに居るのはゲーム史上初めての出来事。
ゲーム機は3世代続かないと言われており、FC~SFCと成功した任天堂もN64で大きく後退した。
ソニーはそのジンクスをPS3で払拭し、更なる記録更新を目指している。
ところが、E3のMGS4の衝撃的なデモ映像以来、ソニーは沈黙を保っている。
現在はアナリストやゲームマニアの間で議論され、発売日や価格等を予想しあっている状況。
これまでに、3つのソフトメーカー内に潜入する事に成功しているが、
当然ながらその時は、最終的モデルでは無かったし、ソフトもまだ未完成な状態だった。
先月、ソニーは最終開発機がソフトメーカー側へ供給していおり、
今頃は何らかのアップデートがあるだろうとワクワクしているところ。
以下、見てきた事や予想される事を書いていく。
1.本体
・昨年から公開されているPS3のデザインは、スタイリッシュだがいつも中身の無いモックアップ。
・開発者の一人は、2.5inHDDを入れるスペースが無いので、今より大きくなる可能性があると話す。
2.コントローラー
・開発機のコントローラーは標準的なUSBの物を使用しているが、DualShockでの利用を考えている。
・今の所、無線コントローラーでは無い。
3.ブルーレイ
・HDD内臓を前提に開発しており、BDは使用していない。
・HDDが無い場合、少なくとも10倍速DVDドライブでなければロード時間に影響が出そう。
4.RSX(PS3のGPU)
・RSXの性能は、GeForce6800Ultraの2倍。
・現在は、思われている様な綺麗なゲーム画面は作れていないが、汚いという訳ではない。
・2画面を使用した、1080pの32:9画面は現実的でない。
・ソニーは1080pを望んていたが、Xbox360と同じ720pと1080iで動いている。
・次世代レベルの画像を1080p(D5)で映すと、60fps等の高フレームレートは不可能。
・1080pで出力する場合は、綺麗に拡大表示して対応。
・1080p対応TVは殆ど無いので、気が付く人は余り居ないだろう。
5.Cell/開発ソフト
・去年のGoogle Earthのデモが印象的。
・被写界深度、HDR、高解像度テクスチャや鏡面処理、各種エフェクトが使える。
・爆発等の物理効果を、360より早くリアルタイムに処理できる。
・360はPS3に処理能力は劣るが、見た目で差を出す為には多くの技術、時間、資金が必要となる。
・現在は360用に開発した物を、PS3に落としている状況。新しいライブラリが必要。
・既存の動作の軽いミドルウェアを使用して開発中。シェーダーは余り使っていない。
・Cellは扱いが難しく、フレームレートが安定しない。
・Cellは物理効果を演出出来るが、使いどころが分からない。開発者が試行錯誤するしかない様だ。
・DOA4のワカメの様な髪の表現にゲンナリしたが、PS3でも難しく綺麗に表現出来ないでいる。
・現在はSEGAのPhantom Sagaレベルだが、もう少し作りこめばMGS4デモは実現可能。
・同時発売タイトルは、xbox360のDOA4やGears of Warに近い物になるだろう。
6.発売時期
・日本では夏、米国では9~12月、EUは冬か来年春のリリースが望ましい。
・春と言われているが、夏に近い6月下旬かもしれない。
・米国市場に合わせた発売時期になると思う。
7.価格/今後について
・ソニーにとってBDの成功は、UMDと比較にならないくらい必要。PSPの様に予想より安いかもしれない。
・ソニーが提示するPS3は非常に魅力的だが、現実は厳しい様だ。
・ソニーは沈黙してるが、開発状況・製造状況からするともっともな話。