■東奥日報06.07.18朝刊:経産省 ネットゲーム本格調査 仮想通貨めぐる不正急増
インターネットに接続して遊ぶ「オンラインゲーム」での仮想通貨などをめぐるトラブルや、
不正行為が急増し、経済産業省が大手ゲーム業者への聞き取りなど
本格的な実態調査に乗り出したことが、17日明らかになった。
不正プログラムでデータを改ざんし、ゲーム中で使う通貨や武器を大量に取得、
ネット競売で現金に買える組織的な不正が急増。
ゲームに接続できなくなったり(アカBAN?)、詐欺まがいの行為も目立って来たため、
同省は業界に被害対策や自主規制作りを急ぐよう促している。
一般的なネットゲームでは、利用者は「敵」と戦って仮想通貨を稼ぎ、
この通貨を使って武器などを購入し、さらに強い敵へと進む。
しかし、愛好家の中には時間節約のため、ネット競売などで仮想通貨を現金で買い取る人が増え、
取引規模が年間約150億円に達しているとの推定もある。
仮想通貨を取得するための組織的な不正アクセスで、ゲーム会社のコンピューターに障害が起き、
一般利用者が接続できない被害が多発。
お金を払い込んでも仮想通貨が届かない被害も確認されている。
国民生活センターへのオンラインゲームの苦情は、この二年間で約3000件に上った。
ただ、仮想通貨の現金取引自体を規制する法律は無い上、
不正行為をした人や組織を特定する仕組みも不十分。
ゲーム会社が不正行為者の登録を抹消しても、新しいメールアドレスなどで”別人”として
登録出来るため根絶は難しい。
経産省は6月に大手のガンホー・オンライン・エンターテイメントへの聞き取り調査を実施し、
不正防止へのシステム増強や、苦情対応の質を高めるように求めた。
業界団体のコンピューターエンターテイメント協会にも、不正排除への自主規制作りを
検討するよう求めている。
*紙面記事の為、リンクはありません。
ようやく重い腰を上げてきたところですね。
いわゆる『中華』『業者』への言及もあれば良かったんですが・・・まずは手始めにってところ?
法制化の動きは無いようですが、業界に圧力が掛けて来たのは確実です。
そのうち、何らかのリアクションが出て来そうですね。
しかし、この記事だとガンホーがメイン? とゆーと、ラグナロクのBOT被害とかも含みそうですね。
FFXIに関連していえば、さらにデフレが進む材料となりそうです。
貯蓄する方は、現金保有がいいかもしれませんょ。