また、春に 春、麗らかな日 ゆるやかな水辺に手をひたす かつては熱くたぎり 湯気が立ち込め 沸いていた 葉が落ち 雪が溶け 感じるのは 僅かなぬくもり 指に絡みつくそれも 夏を迎える私には冷たさが心地よい