草稿

道はだんだんと細くなり、、、
失う事を恐れているのではない
忘れてしまう事を恐れているのだ
変わらない日常に流されて

誰にでも言える訳がない
遮られて伝わらない言葉
赤くなる程に遠く感じても
悲しくないのは何故だろうか

ただ、この重苦しい
腹の痛みはなんだろうか?
小さな窓を覗き込み
見てはいけなかったと後悔する…

まるで子供のように
些細な事で、揺さぶられ
落ち込んで行く
虚しさとやるせなさだけが辺りに漂う

まるで、カラクリ人形のように
クルクルと回りつづけるのだ
暗闇の中でひたすらに 辛い事は
私は人形になれないことだ

涙を隠すように雨が降る
自分の罪を他に着せて
気休めにしようとする
だが、結局私が悪いのだ

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